TVアニメ『かりん』オープニングテーマになっているBRACE;dのscarlet、ジャケ写やサイトの写真を担当した。また今回は写真だけでなく文字以外のエフェクト的なデザイン(レタッチ)も部分的に行っている。グラビアとは一味違ったクリエイティブな作業で面白い。
たまには音楽の話もいいかな!?その昔、学校でビートルズが流行っていた頃、見向きもせずに聞いていた一枚が、このJEFF BECKのBLOW BY BLOW。小学生からギターを触っていたこともあり、片っ端から耳コピして行った。そう言えば、次作Wiredのギターに憧れて白のストラトも買ったっけ(笑)随分前にレコードは全て捨ててしまったのでCDを買い直した。当時と比較して大幅に音質向上しているシステムで改めて聞くと、細かい音がとてもよく解かる。昔、こんな音で聞けたら耳コピも楽だったのになぁ……。
ジャケ写を担当したシングルCD。バリバリのX'mas song。けっこう好きかも!?ここにあるCMムービーも素材は写真。ちょっと驚き&感動!しかし、バックが全て打ち込みとは大昔バンドやってた者にとっては絶句。イントロのドラム「ドコドコドン」なんて、かなり太いスティックで叩かないとあんな音しなかったのに。まぁ四半世紀前の話だけどね。
これもCD Extra。東芝EMIの知り合いから電話があって、ギターを撮って欲しいと言うのだ。話を聞くと時間が無く、デジカメを使って時間短縮をしたいとのこと。案内された六本木のとある事務所で会ったのが布袋寅泰氏とそのスタッフだ。使ったカメラはCanon EOS DCS 3c。デジカメなので、撮ったその場で写真を見れることもあり、細かい注文が多発。彼愛用のギター四本(だったかな!?)撮り終えた頃には夕食の時間になっていた。大きなテーブルを皆でかこんで中華を食べた様な記憶がある。
今となっては死語となってしまったCD Extra。実は思いっきり関係している。「日本語版Windows 95の発売に合わせて出せないか
!?」と、古川さん(当時MS.KKの社長)からの紹介で受けた仕事だ。プロモーションビデオとジャケ写以外の映像や写真は全て担当。当時のデジカメでは使い物にならなかったので、写真も動画同様SONY VX-1000で撮りデジタイズした。また、オーサリングソフトとして一般的なDirectorも、曲に合わせてエフェクターの表示を切り替えるなど、やりたかったことができず、一からエンジンまでも作ったのだ。無事に完成し、同時進行していたドリカムより一足先にリリースしたものの、知名度の問題で、"国内初"の冠はドリカムにとられてしまった形になっている。