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赤基板とトランスI/V
赤基板+トランスTDA1541A球バッファDACの赤基板が届いたので、どう組もうか!?悩んでいる。特徴的な14個のコンデンサの種類ももちろんだが、I/V変換を同じオペアンプ式にしても面白くなく、トランスI/Vを試す予定。(5/8追記)

トランスいろいろ
ただこのDAC ICは、Ioutに約-0.7vの電圧がかかり、2mAを中心に±2mAの電流が流れるため、そのままトランスをGNDに落としてもうまく鳴らない。(Peerless 4722では歪んだ)

一番簡単なのは差動にしてオフセットをキャンセルすることであるが、A氏曰く「DAC ICの特性が揃ってないと歪むだけ」。今時特性の揃ったTDA1541Aを二つ入手できるハズも無くこの案は没。

考えられる方法は、1)2mAの定電流ダイオードで吊って2mAのオフセットをキャンセル。2)トランスの逆方向から約0.7vの電圧をかけ電位差を無くす。この二パターン。どちらも厳密にはゼロにはならないものの、トランスが許容できる範囲に納まれば問題無し……と、いろいろ考えている間に、トランスは何種類か揃ってきた。

大きいのからWE 543A(output)、MARINAIR T1850(line)、Peerless 4722(input)。さてさて、どう料理するかなぁ!?UTCのA-10、O-1、P-1も試してみたい。

ただ、緑基板にそれなりのパーツをつぎ込んだ結果、結構音もいいので、いまいち新たに組む気になれないのも事実(^^;できれば、デジタル部の回路はそのままIoutまで、非安定±18vからオンボードのレギュレータで±5v/±15vの基板が欲しいかな!?西川スペシャル(爆)

追記(5/8)

1)のパターンを実験した。2mAの定電流ダイオードを+15vで吊り、Ioutへ接続したところ、オペアンプを使ったI/V変換後のオフセット電圧が約1/20になった。従って電流は0.1mAだと思われる。完全にキャンセルできた訳では無いが、これならトランスは許容範囲だろうか!?試しにPeerless(終端100KΩ)とMARINAIR(終端1.5KΩ)を接続したが、いい感じで鳴っている。

この方法なら発熱しオペアンプI/Vに使えなかったAD844などもOKかも知れない。誰か追試宜しくお願いします!

工作 | comments (4)
Comment

A氏って誰?(笑)
TDA1541の差動組むには、特性のペアリングもさることながら、28個のDEMコンデンサの方が問題かも。ASCを選ぶと軽く1万円越えですもんね。(笑)
あおき | Fri 06/05/2005 00:22
誰でしょう!?(笑)確かに差動はいろいろコストがかさみます。なのに「歪む!」って聞くと一気になえます(爆)
西川和久 | Fri 06/05/2005 00:33
Dのポリプロなら28個でも1kくらいですみますが(笑)
ks | Mon 09/05/2005 21:40
こんばんは!
実験用と思って、WIMAの小さいフィルム0.1μF(5%)は約30数個買ってあるのですが(^^;
西川和久 | Mon 09/05/2005 22:41

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